SBT認定取得企業さまの声(サービスのご利用事例)

\SBT取得導入経緯など、詳しくお伺いしました/

常に変化をし続け、魅了するほどの
求められる商品づくりを続けていきたい。

     株式会社淡路製粉 淡路社長

株式会社淡路製粉さまは、1946年に創業、『水挽製粉』を用いた米粉を主力商品とした製粉事業をされています。SBT取得以前より、様々なCO2削減に繋がる取り組みをされており、認定取得をキッカケに本格的に『再生可能エネルギー100%企業』となることにコミット。

創業100周年へ向かうと同時に、製造事業者として、秋田県第1号のCО2排出ゼロ企業を目指しています。

 

この度、代表取締役の淡路光さまに、SBT認定取得の背景を含めたお話を伺いました。

「次のような課題がありました」

SBT認定を取得するために専門家の知識が必要だった

導入の決め手

ブログ_パーツ集 CO2算定から申請までワンストップで任せられる。

ブログ_パーツ集 英語への対応も全てしてもらえる。

会社名 株式会社淡路製粉
事業内容 白玉粉・白玉もち・しあわせ米粉(秋田県産 あきたこまち100%)・秋田もちなどの製造及び販売
Webサイト https://www.awajiseifun.co.jp/

まずはじめに、貴社の事業について教えて下さい。

「株式会社淡路製粉」は、私の祖父・淡路時三が1946年(昭和21年)旧満州引き揚げの際に、現金をサッカリンに換え、それを元手に菓子類卸として『淡路商店』を創業したことがキッカケです。

潟上市に向かい縁もゆかりもない土地で、隣親戚、向かい親戚をお願いして、菓子卸より利益のある、菓子種原料とクラッカー、バナナ焼き、ぶどう焼きなどの菓子の製造をスタートしたことが現在の「株式会社淡路製粉」の事業に繋がっています。

 

※サッカリン・・・人工甘味料の一種

1955年(昭和30年)熱田神宮参拝の折、偶然にも「きよめ餅総本家」初代社長と出逢い、きよめ餅の原料として、『白玉粉製造』と、以後、主力事業となる『水挽製粉』という製粉方法の開拓へ大きく発展しました。そして、現在の当社主力商品である『白玉粉』の礎となりました。

その後、父、そして私と会社を引き継ぎ、現在は多くの業者さまにご支持を得ながら常に新しいことへのチャレンジを意識し、『淡路の製品じゃなきゃダメだ』と言っていただける商品作りと事業を日々行っています。

 

SBT認定取得のきっかけを教えて下さい。

私は、SBTや環境問題への企業の取り組みの事を知るずいぶん前から、会社の就労環境改善というものを常に意識して会社を経営してきました。

例えば、今まで捨てるはずだったペーパータオルを古紙として再利用をしたり、就労環境改善のために工場の空調システムをエアコンだけに頼らない方法で整備したり様々な改善策を形にしてきました。

そのおかげで就労環境が改善されただけではなく、必然的に電気コストが下がったり、会社にお越しいただいたお客様には「淡路さんの会社って、外気温が高くなってきているのに、空調がオフでも涼しくて過ごしやすいですよね」と言っていただけたりと、二次的な効果も体感していました。

【事務所・断熱対策】
左:11-3月 断熱用プラダン+ビニールカーテン(巻取済)
右:4-10月 ガラス窓+ブラインド

【事務所・排熱対策】
排煙窓開閉化による排熱・室温低減対策

そのような中、SBT(Science Based Targets)の存在を知り、弊社にとっては大きなチャンスではないか、と感じました。

というのも、元々就労環境を整えるためにしていたことが、電力コストのカットやその先のCO2削減という環境問題への取り組みにに繋がっていたので、本格的にSBTを取得することで、より国際基準に沿った社会的責任が果たせると思ったからです。

特に私は他の企業さんがまだやっていない事をやることを常に意識しているので、なおさらSBT取得に関してはすぐに決断しました。

SBTの取得で、どんな変革(成果)を期待しますか?

弊社は今年で創業から79年、あと約21年で100周年を迎えます。その時にはこの会社をバトンタッチする予定ですが、その時までに「今後も生き残れる会社」作りをしていきたいと考えています。

SBTは、シンプルにCO2削減の目標設定であることは間違いないですが、持続可能な社会の中で会社が生き残る手段の1つとも考えます。

SBTの達成に向けた取り組みの継続は、必然的に企業価値を高め、持続可能な社会づくりを支える企業の一つだと様々なステークホルダーの方々に認識いただくことに繋がり、その結果「選ばれる企業」にも繋がっていくのではないかと考えています。

Kabbara社のサービスを選ばれた理由はなんですか?

普段からお付き合いのある経営者からSBTの事を聞き、「取得するならこの会社が早いよ」とご紹介いただいたのがKabbaraさんでした。

サービスを申し込み、2ヶ月を待たずして取得が完了。このスピード感には正直驚きました。

認定に向かって最短で取得できるサポート体制が整っている、という印象でした。サポートありがとうございました。

最後に、一言お願いします!

株式会社淡路製粉は、これからも「常に変化をし、お客様の方から求められる商品づくり」を続けていきます。そのためにも、脱炭素社会が広まっていくこれからの時代で、他の企業がやらないことを先んじて実行し、企業価値を高めていきたいと思っています。

まだ再生可能エネルギーを使えていない乾燥機などの設備を含め、まだまだ改善できる部分は残されていますので、積極的に取り組んでいこうと思いますのでこれからもぜひサポートをよろしくお願いします。

 

淡路社長、本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

株式会社淡路製粉
気候変動対策へのコミットメント

この目標は、中小企業専用の目標検証ルートを使用して承認されました。 株式会社淡路製粉は、2020年の基準年から2030年までにスコープ1とスコープ2の温室効果ガス排出量を42%削減し、スコープ3の排出量を測定して削減することを約束します。

取得年度_2024 業種_食品・飲料加工

Ploblem

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