\SBT取得導入経緯など、詳しくお伺いしました/
冠婚葬祭エール株式会社 真鍋社長
冠婚葬祭エール株式会社さまは、お客様の「自分だったらこんな葬儀をしたい」という想いを実現するため、マニュアルに縛られない自由な葬儀を提供しています。家族葬から一般葬まで、一人ひとりの想いを大切にしたサービスを提供する葬儀社です。
さらに、同社は世界的な課題である気候変動問題に対しても強い当事者意識を持ち、環境への配慮を取り入れた経営を積極的に行っています。その取り組みの一つとして、弊社のSBT認定取得サービスを利用し、SBT認定を取得されました。
この度、代表取締役社長の真鍋悟さまに、認定取得の背景を含めたお話を伺いました。
会社名 | 冠婚葬祭エール株式会社 |
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事業内容 | 冠婚葬祭の施行及びコンサルティング 仏壇・仏具・墓石等の販売、慶弔ギフト商品の販売 ご遺体のお迎え、霊柩 遺品の整理、処理、その他冠婚葬祭に関わる困り事一切の相談 各種生命保険、葬儀代金保全信託「安信託葬」取扱い 「家族代行支援制度」取扱い |
Webサイト | https://www.aile-japan.co.jp/ |
秋田で19年続く葬儀屋として、私たちは地域社会に寄り添い、お客様の最後の旅立ちをサポートさせていただいております。葬儀という人生の節目に関わる事業を行う中で、私たちは常に環境問題と向き合い、持続可能な社会の実現に向けて様々な取り組みを行ってきました。
9年ほど前から、法人向けとは別に、身寄りのない高齢者の方々を対象としたサービスを提供しています。少子高齢化が進む現代において、身寄りのない高齢者の方々は、生活上の様々な困難に直面しています。特に、入院や施設入所の際には、身元保証人が必要となるため、その問題は深刻です。私たちは、そのような方々に対し、身元保証人としての役割を担うとともに、納骨埋葬までをワンストップでサポートさせていただいております。
東北初のハイブリッド霊柩車導入
葬儀で使用する木材は、私たちの生活を豊かにする一方で、森林破壊の一因ともなっています。地球の未来を守るためには、木材の利用を減らし、持続可能な資源の活用を促進する必要があります。
ご遺体の冷却には、これまでドライアイスが不可欠でしたが、環境負荷が高いという問題がありました。そこで、私たちはドライアイスを使わない冷却方法として、冷却装置の導入を進めています。また、霊柩車もハイブリッド車への切り替えを進めており、環境負荷の低減に貢献しています。
このような取り組みを通じて、私たちは事業全般において環境負荷を低減し、地球に優しい企業を目指しています。
SBT取得のきっかけは、もともと環境問題に関心があり、会社として地球環境の保全に貢献したいという強い思いがあったことにあります。当時はまだ「SBT」という言葉を知りませんでしたが、漠然と「エコ」という言葉で表現されるような、環境に配慮した事業活動を行いたいと考えていました。
具体的には、霊柩車をハイブリッド車に導入したり、棺を段ボール製にしたりといった取り組みを行っていました。これらの取り組みは、CO2排出量の削減に直接つながるものではありませんでしたが、環境問題に対する意識を高め、社内全体で環境保護の機運を高める上で重要な役割を果たしました。
そのような中、SDGsの活動を知り、その理念に共感しました。SDGsは、貧困や飢餓、教育、ジェンダー平等など、様々な社会課題を包括的に解決することを目指すものであり、環境問題もその重要なテーマの一つです。SDGsへの関心が高まる中で、SBTという言葉も耳にするようになりました。
環境保全活動における感謝状
最初はSBTが何なのか全く理解できませんでしたが、知人の経営者に教えていただく機会がありました。SBTについて分かりやすく説明してくださり、その重要性を教えてくださいました。SBTは、企業が科学的根拠に基づいたCO2排出削減目標を設定し、地球温暖化を抑制するための国際的なイニシアチブです。
先生のお話を伺い、SBTの重要性を深く理解した私たちは、自社のCO2排出量を把握することが必要だと考えました。そこで、専門家に依頼し、排出量の計算を行いました。その結果、私たちの事業活動が環境に与える影響を改めて認識し、SBT取得に向けて具体的な行動を起こす決意を固めました。
SBT取得後、社内では「良い取り組みであり、会社として誇れる」という声が聞かれるようになりました。この取り組みを積極的に広報することで、会社のイメージアップにつなげたいと考えています。
具体的には、霊柩車に環境に配慮した取り組みをアピールするステッカーなどを掲示し、積極的に発信していく必要があると考えています。
葬儀業界では、環境問題やサステナビリティに関心を持つ経営者はまだ少ないのが現状です。しかし、数年後に導入される炭素税がきっかけとなり、SBT認証を取得した企業が注目されるようになると考えています。そのため、積極的にSBT認証取得をアピールし、業界全体に広めていきたいと考えています。
SBT認証取得が業界全体に広がり、環境問題への意識が高まることを期待しています。
Kabbara社のSBT取得サービスを選んだ理由は、主に三点あります。
一点目は、充実したサポート体制です。電気料金やガソリン使用量などの数値入力から、SBT申請に必要な書類作成まで、すべての工程をサポートしていただきました。担当者の方には丁寧にご対応いただき、SBT取得のための複雑な手続きをスムーズに進めることができました。
二点目は、手厚いアフターフォローです。SBT取得後も定期的にご連絡をいただき、疑問点や不安な点を解消することができました。継続的なサポート体制があることで、安心して事業に専念することができています。
三点目は、明瞭な料金体系です。通常のコンサルティング会社では、質問するたびに費用が発生することが多いですが、Kabbara社は最初の費用で、すべての質問に対応してくれました。追加費用が発生しないため、安心して相談することができました。
Kabbara社のサービスを選んで本当に良かったと感じています。おかげさまで、SBTを取得することができ、環境問題に積極的に取り組む企業として、社会に貢献していきたいと考えています。
私が会社を立ち上げた当時、葬儀代金は150万円から200万円が一般的でした。そこで、秋田で葬儀のあり方を変えるべく、小規模葬、当時はまだ一般的ではなかった家族葬というスタイルを導入しました。現在では、家族葬は一般的なスタイルとして広く受け入れられています。秋田で初めて家族葬を導入したのは、私たちの会社でした。
私たちは、葬儀のあり方を変える革命児として、業界に新たな風を吹き込んできました。そして、20年目を迎えるにあたり、SBT認証を取得したことを契機に、葬儀業界全体にカーボンニュートラルの考え方を広めていきたいと考えています。
葬儀業界のリーダーとして、カーボンニュートラルという新たな革命を起こし、持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えています。
真鍋社長、本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!
中小企業版SBT要件の判定など、お困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。
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